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紀ままな独り言

紀ままな独り言  

 今日の紀州路は穏やかで、春の予感がいっぱい。  

 春霞が紀州の山にベールをかけ、窓を開けて国道を北上した。  

  •  今年は暖冬だったのか、時折強烈な寒波により、積雪もあったが、庭のアボガドをみていると、昨年よりも葉の付きがよい。
  •  二三日前までは、冷え込んでいたが、この暖かさは、名のみというわけではない。朝モンキチョウが庭を横切る。
  •  やっぱり二月も下旬となると春という感じが、そこかしこに広がる。シバザクラの多摩の流れ(キャンディーストライプ)も小さな花を広げ、白とピンクがあいまって今日の天気にあわせたような色合いである。
  •  久しぶりに庭を歩くと、枯れた芝の中に、カラスノエンドウが無数に芽を出し、成長している。今が抜き時であるが、玄関周りだけで、家を後にした。
  •  今日は高速を使わず、のんびりと北上。南部では、他府県ナンバーも見られた。観梅客だろう。中でも青森ナンバーにはびっくり。途中、由良までその後に続いた。
  •  本州最北端の県から、最南端の県まで、その走行距離に感心するとともに、先日の人口減のニュースで、名を連ねていただけに、なんとも複雑な感じ。以前、営業をしている時、秋田の人と話したことがある。お互いに人口減少率でトップを走っている県同士、愚痴が出たことは覚えている。
  •  子供の頃は、「百八万人・県民の・・・」というフレーズがあった。いつしか百万人を割るといわれ、ついにその時が過ぎ、今回の発表では、96万・・・という。県の予想では将来、50万人とさらに半減することが考えられるから、70万人となるよう対策を講じていくという。
  •  小学生の頃に社会の授業で覚えた人口で、当時は隣の奈良県よりも多かったと思う。「いつしか近畿のおまけ」と呼ばれ、東京では、関西出身と言っていたことも、遠い昔の話。
  •  そんな自虐的な歌もなぜか笑えなくなる、そんな厳しい現実を突きつけられた感じだ。
  •  ただ、その自虐的な歌詞の中で、「西海岸、いうたら日本のカリフォルニア」という下りがむなしく響く。
  •  私たちの世代はほとんど知らないが、この半島の人たちは、海外に新天地を求め、海外移民の歴史もある。すさみ町出身の人たちが作る「すさみ南カリフォルニア会」とか、美浜町のアメリカ村とか、先人たちの厳しい時代があったことも忘れてはならないのかもしれない。
  •  今年はそんな人たちが、移民していった国の一つ、ブラジルで五輪が開催される。父親が日高地方出身のフレッド・和田・イサムさんが尽力し、招致に成功、開催された先の東京五輪、郷土の先人たちに頭が下がる。
  •  先日、ラジオで「教育格差」について、おもしろい内容の話を聞いた。裕福な家庭の子供たちは、勉強する機会に恵まれる喜びを知らないのではないか。厳しい家庭環境の中で、勉強することができる喜びを感じられる人もいる。そんな人たちに対して、教育格差という言葉は、なんともそぐわないのではないかというのである。
  •  私も学生の頃、もう少し英語ができたらと、英語の塾に通っていたらと思ったことかある。
  •  しかし、よく考えてみれば、郷土の先人たちは、英語の勉強すらしないで、海外に出向いたのである。このことを考えるとなんと自分の考えが愚かであると、この年になって思う。
  •  貧しい漁師のおじさんが、渡米、漁から陸に上がり、食堂を経営、その息子さんは、八百屋で成功。「フジヤマのトビウオ」を家族ぐるみで支えた。暖かい季節に、ほんのりと暖かい話を思い出し、気分もゆったりとなった。





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