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紀ままな独り言27

紀ままな独り言27

ツバメが舞い込む  

  •  年度末の最終日、事務所に珍客が訪れた。ツバメである。暖かくなってきたので、玄関をドアを片方だけ開けていたら、そこから入ってきたらしい。
  •  部屋の中を旋回していたが、玄関の方に誘導するように追い立てると、うまい具合に、玄関のロールカーテンをさけ、低空飛行で無事脱出していただいた。
  •  夜、予報よりも早く雨が降り出したが、ツバメは低気圧の接近を感じていたのだろうか。昔からツバメが低空飛行すると雨が降ると言われている。
  •  このように自然現象や生物の行動の様子などから、天気の変化を予測することを、「観天望気」(かんてんぼうき)と言うらしい。同じようにハチが低く飛ぶと雷雨というのがあるらしい。これも湿度が高いと、昆虫が低く飛ぶとされていることからいわれている。
  •  他には、カエルがなくと雨、猫が顔を洗うと雨、ミミズが地上に這い出したら大雨と、なるほどというものが多い。
  •  ツバメといえば、「のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね=母にかかる枕詞)の母は死にたまふなり」斎藤茂吉「赤光」を思い出す。国語の教科書に掲載されている有名な短歌である。
  •  稲作の日本では、穀物を食べずに害虫を食べてくれることから、ツバメは益鳥として、大切にされてきた。私の家も古い家の時はツバメの巣があったように思う。また、商売繁盛の印とも言われるだけに、来年度はいいことがあるかもしれない。
  •  ただ、世の中はうまくしたもので、「雀孝行」という話もある。燕と雀の姉妹があり、雀は親の死に目になりふり構わず駆けつけたのに対して、燕は紅をさしたり、着飾っていたいたので、親の死に目に間に合わなかった。以来、神様は親孝行の雀には五穀を食べさせるようにしたが、燕には虫しか食べられないようにしたという逸話である。
  •  のど赤きを紅と考え、燕尾服といわれるように二つに割れた長い尾は着飾ったと考えるところが、おもしろい。
  •  かなり以前に、白浜町椿の国道で架けられた朝来帰橋に越冬燕がいるから、記事にしろといわれたことがある。海洋に面しているだけに、冬でも暖かったのだろう。越冬燕というような歌が流行っていた時期かもしれない。北西の季節風が吹く中、橋の下に回って写真を撮った。イワツバメといわれる種類だったのかもしれない。
  •  日本に渡ってくるツバメは、フィリピンあたりからの飛来が多いというデータをみた。天敵などに追われたときは時速200匐瓩ぅ好圈璽匹波行することもあるという。一日に300勸幣緘瑤屬海箸發△訶、小型の取りの中では、群を抜いた身体能力という。平均寿命は意外と短く、1年半ぐらいだそうで、中には10年近く生きるものもいるらしい。
  •  また、ツバメは海岸の地形や山の形などを覚えていて、飛んでいくコースに目印を見つけながら、春に北上するものもいるという。北陸の町に渡る鳥を調べた結果、大阪湾から琵琶湖に抜け、敦賀を通って日本海を北上するコースをたどっていたらしい。
  •  来年度は小粒でも、目的をしっかりともって、炭水化物を控えて、時に素早く、持続力をあわせて飛翔せよと、神のお告げかもしれない。







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