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紀ままな独り言49

紀ままな独り言49

1986年4月26日、ソビエト連邦で原子力事故  

  •  あれから30年、日本はフクシマを経験。
  •  30年前の事故の翌日、スウェーデンのフォルスマルク原子力発電所で、高線量の放射性物質を検出、近隣国からも同様の報告があり、調査を開始。翌28日にソ連は内容を認め、事故のニュースが世界に広まる。
  •  日本でも一週間後の5月3日に雨水中から、放射性物質を確認、一原発の事故が世界中に拡散していた。日本のフクシマも同じ事だろう。原子力発電所の事故は、当事国だけでは済まないということを痛感する。
  •  初めての大事故に対して、当時のソ連は、ホウ素を混ぜた砂を真上から、ヘリコプターを使って5000tを投下、火災を鎮火した。メルトダウンした4号炉からは、燃料が漏れていたという。
  •  この事故の後、周辺は立ち入り禁止区域となり、皮肉なことに動物の楽園となっているというニュースを読んだ。ヘラジカやシカ、ビーバーに加えて、この地域には珍しいヒグマやオオヤマネコ、オオカミまでも生息するという。人間による狩猟や生息地の破壊が行われないため、数を増やしているという。
  •  この立ち入り禁止区域は、ソ連崩壊後、チェルノブイリ原発の処理義務があるウクライナとベラルーシにまたがり、4144平方キロという広さだという。
  •  ただ、この区域で野生動物の数を盛り返すことに対して、専門家の中で意見が分かれているという。今回14種類の哺乳動物を調査した、米ジョージア大学サバンナリバー生態学研究所の生物学者、ジム・ビズリー氏は、「高汚染地域で、動物たちの分布が抑制されていることを示す証拠は何も見つからなかった」としている。
  •  一方、パリ第11大学のデンマーク人科学者、アンダース・パペ・モラー氏は、「チェルノブイリとフクシマのツバメは、汚染地域で24時間過ごし、それが積み重なれば1ヶ月後にはかなりの量となり、大変な影響を及ぼすレベルに達してしまう」と語る。
  •  ビズリー氏は、「放射能の影響があったとしても、それは種の存続を妨げるほど個体数を抑制するものではないのだろうと思います。人間がいなくなったことが、放射能による潜在的影響を相殺して、はるかまありある効果をもたらしているののでしよう」と『ナショナルジオグラフィク日本版』は配信している。事故直後から研究を続けているセルゲイ・ガスチャック氏も「野生動物が劇的に増加した」と証言しているという。オオカミの暫定的な推定分布密度は、イエローストーン国立公園と比べてもはるかに高いという。
  •  はたして、イエローカード、レッドカードを突きつけられた人類は、原子力と今後、どのようにつきあっていくのだろうか。「地球というフィールドからは、退場できないという宿命は忘れてはならない」と思う。







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