紀州・和歌山から青梅・南高梅を生産・直売、美味い果物、柑橘、みかんを栽培農家が直送。鮮度と安心をお届けします。梅干・梅酒用・生梅の専門店。

紀ままな独り言6

紀ままな独り言6

厳しい現実  

  •  目に見えないものは、怖い。
  •  3月11日を前に、東北の震災関係のニュースが多くなってきた。
  •  天災は忘れたころに、・・・といわれるが、この教訓だけは、忘れてはいけないと、自分に言い聞かせる。
  •  先日は、薬屋さんの話をテレビで見た。ご自身は、地域の消防団長として、見回りにいき。自宅に奥さんや母親を残して出かけたという。「なんで、逃げろと、一言言わなかったのだろう」とおっしゃる表情に、その無念な思いが、こちらまで痛いほど伝わったくる。
  •  この五年間、いろいろな話を報道で見聞きし、その一つ一つに、どれほど多くの人たちが、あの震災での思いを、今も持ち続けていることかと、言葉をなくす。
  •  ただ、我々に言えるのは、あの人たちの思いを少しでも生かさなくては、失礼だということだ。
  •  そんな中、原子力の脅威について、私たちはまた、鈍感になってきているのかもしれない。
  •  広島・長崎に原子爆弾を投下したアメリカで、その爆弾を製造した施設が、今なお、核の脅威にさらされという話も聞く。加害者までもが、その核の脅威に苦しんでいる。
  •  その原子力を有効に利用しようと、今なお、答えのない問題に取り組んでいる。核のごみは、我々の何世代も後の世に、大きな荷物となって残るのだろう。
  •  福島の廃炉には、何年かかるのだろうか、福島が廃炉となっても、そこから出る核のゴミは、行き場がない。答えを持たないで問題を広げていくのは、いかがなものかと思うが、現実的には、多くの原発が稼働していた現実は、変えられない。
  •  数十年前に、和歌山県でも数か所の原発の候補地があった。日高町、日置川町、古座町。このうち、日置川町は白浜町に、古座町は串本町にその名を変えている。
  •  原発を受け入れるか、町が消滅するのか、今から思えば、当時の人たちは、町が消えても、原発を受け入れなかった。
  •  私はそのことに、なにも言う資格はない。駆け出しの記者時代、日置川町の様子を、側からのぞいていた程度だ。
  •  息子に東北の震災の後に言われた。「もし、日置川町に原発ができていたら、うちも数十キロ圏内で、避難訓練もたいへんやろうな。ただ、その判断は、旧の日置川町の人たちがしたんやろ。大変やったろうな」
  •  万が一ということは、1万回に1回、0.01%の確率で起こるという単純な計算で出てくる。
  •  オイルショック以降、これ以上原油価格が上昇すれば、日本の電力事情が厳しくなると、判断し、国家が原子力政策に舵をきった。
  •  核の廃棄物を処理するのは「もんじゅの神様」にゆだねてのことだろうか。
  •  県内三か所の候補地のうち、日高町は御坊市に隣接する地の利があるのか、数少ない人口が増えている町である。数年前に、候補地となっていた湿原に、野鳥を観察する施設を設ける事業があり、防草シートを敷設したことがある。
  •  すでに建設されたところに申し訳ないが、原子力を頼りにしなかった郷土の人たちの判断に、エゴかもしれないが、ありがたいと思ってしまう。
  •  じゃ、今使っている電気はどうなのか、これから先も、厳しい現実は続く。







    a:434 t:2 y:1

powered by Quick Homepage Maker 3.71
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional